今年3月、沖縄・辺野古沖で起きた同志社国際高校の研修旅行中のボート転覆事故。高校2年生の女子生徒と船長が死亡したこの事故をめぐり、新たな痛ましい事実が明らかになりました。 研修旅行の企画に深く関わっていた59歳の男性教諭が8月に死亡。報道によれば、事故後、「自分のせいだ」「遺族に申し訳ない」と周囲に漏らし、学校側に休職を申し出ていたともいいます。 なぜ、生徒たちは辺野古沖で船に乗ることになったのか。なぜ、波浪注意報が出る中で出航したのか。なぜ、引率教員は船に乗っていなかったのか。そして事故後、学校は関係する教員や生徒にどのように向き合ってきたのでしょうか。 さらに、この事故にはもう一つ大きな論点があります。 転覆した船は、普段は辺野古基地建設への抗議活動にも使用されていた船でした。一方、学校側は「平和学習」として現地を訪れていたと説明しています。 では、「平和教育」と「政治活動」の境界線はどこにあるのか。教育の政治的中立性という問題と、生徒にさまざまな社会問題を考えさせる教育は、どう両立すべきなのか。そして事故後、この問題をめぐる政治家、行政、学校、基地反対運動側それぞれの主張には、どのような背景や思惑があるのでしょうか。 Ep139-2では、辺野古沖転覆事故のその後を追いながら、安全管理、学校組織の責任、事故後の対応、そして「平和教育」をめぐって浮上した政治的・社会的な論点まで、椎名毅が分析します。 Rss Apple Podcaster →