次期東大総長の選考をめぐり、「選出プロセスが不透明だ」「女性初の総長だからではないか」など、さまざまな議論が巻き起こっています。 しかし、本当に見るべき論点はそこなのでしょうか。 大学のトップを選ぶ以上、選考手続きの適正さや透明性、ガバナンスを検証することは当然です。一方で、選考する側には公にできることと、候補者の評価など公にしにくいことがあるのも事実。外部から見える限られた情報だけで、すぐに「女性だから」といった分かりやすいストーリーに飛びつけば、かえって問題の本質を見失う可能性があります。 しかも、総長選考の最終的な内情がすべて明らかになる可能性は高くありません。 では私たちは、何を事実として確認し、どこから先を推測として切り分けるべきなのか。そして、東大の総長選考において本当に検証されるべき「手続き」と「ガバナンス」とは何なのか。 今回の東西南北では、次期東大総長選考を題材に、騒動の表面的な構図から一歩離れて、どこに着目してこの問題を見るべきなのかを議論します。 Rss Apple Podcaster →