Avsnitt 主人公のキャラの弱さは、性格や立場の問題ではない! 信念や大事なもの、ギャップやズレの生み方次第 #208 漫画家ためになるラジオ Spela Dela Facebook Twitter Kopiera länk
どんな主人公も、自分自身の信念に基づいて行動をしているわけですが、その信念に対して皆が「いいね!」と賛同しやすいのが少年漫画、一瞬「え?」となるけど物語が進むうちに賛同されるようになりやすいのが青年漫画、という特徴があると思います。 「教える側・導く側」と「教えられる側・導かれる側」でいえば、応援や共感が得やすいのは圧倒的に後者。というより、前者の設定でいく場合、それらを得ることを目的にはしていないはずです。 教える側・導く側が主人公になる場合、クセの強いキャラとして描かれ、読者の理解やストーリーがある程度進んで以降に「良いこというじゃん」という位置付けになる場合がほとんど。むしろ、その主人公に振り回される・反発するキャラを上手く配置することがポイントになります。 逆に優しいキャラとして描かれる場合であれば、その物語の世界の常識と何らか「ズレ」がある性格や設定、となっているのではないでしょうか。転生やタイムスリップなどで、現代社会の常識・価値観とズレを持っている場合がその典型です。 主人公のキャラを立たせるには、性格や立場ではなく、「何を大事にするか」と「ギャップやズレをどう描くか」をぜひ意識してみてください! Rss Apple Podcaster →