Avsnitt コンピュータの限界は「テープを読み書きする機械」で分かる。チューリングマシンはすごい【チューリング3】#34 ゆるコンピュータ科学ラジオ Spela Dela Facebook Twitter Kopiera länk
チューリング第3弾です。今回は「チューリングの論文は無限に長いテープを準備するところから始まった」「まだこの世にないコンピュータの限界を示した」「無限ループを検出することは原理的に不可能」など、チューリングの主要な功績である「決定問題」の論文についてゆるく解説しました。 【目次】 00:00 「ブラックボックスはお前だ」と言い合う闇の回は仕方なかった 01:28 チューリングの論文は「無限に長い機械」から始まる 05:36 チューリングマシンあるある「だから何?」 12:59 この機械は以前に出てきた「アレ」と同じ 18:49 論文のスゴさは「コンピュータの限界」を示したこと 28:10 「アルゴリズムで書けない」って何? 31:41 「ブラックボックスはお前だ」と停止性問題 39:24 次回テーマは「チューリングの功績の原体験」 【参考文献】 ○『エニグマ アラン・チューリング伝(上)』 https://amzn.to/3G0Zzje ○『エニグマ アラン・チューリング伝(下) 』 https://amzn.to/3zNBs5t →この世で一番詳しいチューリングの伝記。上下巻で1000ページぐらいある。どうしてもチューリングについて詳しく知りたければこちらを。 ○『暗号解読(上・下)』 https://amzn.to/3BJHi9m →世界一おもしろいサイエンスライター(私見)であるサイモン・シンが書いた、超エキサイティングな暗号の歴史と仕組みの本。歴史ドラマは熱いし、仕組み解説は好奇心をくすぐられます。最高。 ○『チューリングの計算理論入門』 https://amzn.to/3BLQIkF →安定のブルーバックス。チューリングマシンについてざっくり理解したいならオススメ。なんとなく雰囲気が分かります。 ○『チューリングを読む コンピュータサイエンスの金字塔を楽しもう』 https://amzn.to/3Q3piv6 →チューリングの論文を全文引用しながら丁寧に読解する本。難しいがおもしろい。この手の骨太本には珍しく、うんちく力が高い。前提知識の説明でうんちくメモを取りまくった。 【サポーターコミュニティ加入はこちらから】 https://yurugengo.com/support 【親チャンネル:ゆる言語学ラジオ】 https://www.youtube.com/channel/UCmpkIzF3xFzhPez7gXOyhVg 【おたよりフォーム】 https://forms.gle/BLEZpLcdEPmoZTH4A ※皆様からの楽しいおたよりをお待ちしています! 【お仕事依頼はこちら!】 yurugengo@gmail.com 【堀元見プロフィール】 慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。 Twitter→https://twitter.com/kenhori2note マガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca 個人YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCYJ335HO_qLZDr7TywpI0Gg 【水野太貴プロフィール】 名古屋大学文学部卒。専門は言語学。 某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。 Rss Apple Podcaster →