この騒ぎも、数ヶ月後には、すっかり収束しててほしいなと思います。

日本の医療は世界に誇れる素晴らしいプロの集まりだし、ほんとに、命を削って頑張ってくださってるのテレビで見たりすると、なんか頭が下がります。

政治家も頭の良い選ばれたヒトたちがやってるわけで、日夜、ワタシたちのことを真剣に考えてくれてる。いまだけ、ほんの少しだけの我慢ですよ。

合言葉は、Stay at home。家にいろ。

いまは、外でやりたいことは我慢して、誰とも会わないようにして。この緊急事態をはやく収束させて、もとの社会に戻れたらいいなと思います。そうです。

政府には、家賃などお金については、しっかりと補償してもらいたいです。

他の外国でもそうしてるみたいだし、補償してくれなくちゃ、日本中がどうかなっちゃいますから。どうかなっちゃったらそのときはほんとに困りますから、どうかしてくれると思いますよ。

国とか、会社とかに、きちんと補償さえしてもらいたいです。そして、またみんなで笑える社会に戻そう。

コロナは、ほんとうに怖いです。早くノーベル学者にワクチンを作ってもらって、根絶してもらうしかないのかなって。

それまでの辛抱ですけど、早くできてほしいと祈るばかりです。

あぁ。医療崩壊なんかしたらほんとに怖いですよね。一人でも感染者が出ないように、政府は行動をもっともっと、本気になって制限すべきですよ。

それができないなら、みんなが自覚して行動すればいんです。これだけの事態になっても、無自覚なヒトっていますよね。あのヒト達って何考えてるのかなって。

大事なのは、他人を思いやる気持ち、愛なのかなって。結局最後は、愛の力で根絶するんだと思います。そうやって人類はいままで生きながらえてきたんですよね。

一番怖いこと、それは。無意識に自分が、愛するヒト、とくにお年寄りとか、子どもたちとかに、感染させてしまうことです。

自分がかかるのも怖いですけど。うつすのは、つまり無意識に親しいヒトを殺すってことだから、ほんとに、ほんとに怖すぎます。

5月の連休後、緊急事態宣言は解除になったら、またみんなで会いたいねって、友達とはラインしてるんです。収束したら、またみんなでわいわい騒ぎたいねって。来年は楽しみにしてた東京オリンピックもあるし。ワタシ、チケット、当たってたんですよー。

今回のことは、大切なヒトを守るために、なにをしなくちゃいけないかを考える、良い機会だったなって、あとから考えれば思うと思います。

こういうときこそ、暗くなっちゃダメですっ。希望を持たなくちゃっ。

桜はここ数日の寒さから、長く持ちこたえている。花びらが風になびいて、仙川の川面を薄ピンクに彩っている。

ボクの前を二人並んで歩く顔の見えない女性たちの声が、後ろを歩くボクの方まで聞こえてくる。彼女たちはボクのことなどお構いなしに、大きな声で楽しそうに歩いている。

彼女たちが、ボクの友人だったら、ボクは彼女たちになんと声をかけるだろう。そんな風に考えたら、足が止まった。

きっと。

ボクはなにも聞こえなかったふりをするだろう。卑怯でずるい、そういう男なのだ。そして盗み聞きを悟られまいと、何事もなく、ほんとうにポーカーフェイスで、

「ここにいたんだ?探したよ。お腹すいたね。なんか食べようか」と夕飯に誘うだろう。

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