7月23日放送分

今日の「経済ニュースふかぼり」は、祝日「スポーツの日」、東京オリンピック開幕の日ということもあり、特別編成でお送りします。

旧原子力委員会の委員長代理を務めた鈴木達治郎さんにリモート出演していただき、ここにきて改めてクローズアップされている原子力発電の安全性と脱炭素エネルギーとしての可能性について伺います。

「競争力を失っても原発は必要か? カーボンゼロを目指す日本の原発事情とその課題」

菅総理は昨年10月の所信表明演説で「2050年のカーボンニュートラル実現」を、そして今年4月の気候変動サミットで「2030年の温暖化ガスの排出削減目標を2013年度比で46%減に積み増す」とそれぞれ宣言しました。ところが、肝心のカーボンニュートラルを実現するための国としての電源構成の議論は相変わらず迷走しています。政府として、温暖化ガスを排出しない原子力を、電源として本格的に使っていくのかどうかを決められずにいるのです。この問題について考えてみたいと思います。

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