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お店をやっているとその仕事柄、たくさんのスタッフと関わってます。

ボクが関わっているのは、だいたい10代から40代の主に女性です。


たくさんのスタッフと関わってきたなかで、一様に言えるのはみんな、とてもとてもとても、相談する相手がいなくてみんな困っているということです。


相談相手の少ないスタッフばかり選んで採っているというわけではありませんよ。

もうみんな、一様に相談相手がいないのです。


希薄な人間関係にこじれて、行き場のないヒトがとても多いという印象です。

感情の問題に鈍感な男たち、鈍感な年配者たちに対し、

彼女たちは肌身で失望を感じています。


そんな女のヒトが、次から次へとボクのもとに愚痴を言いに集まってきます。

ボクには話しやすいというより、それだけ話を聞いてくれるヒトも圧倒的に少ないんだと思います。


ボク自身、もそうです。

自分が抱えている感情の問題を誰に相談しようかと考えてみても、困ってしまいます。

たとえば人生の先輩にですね。

いろいろとお店で困っている話をしてみるじゃないですか。


たとえば、

「いまの若い子たちって、ほんとに自信がないんですよ。どうしたらいいでしょう」

「ふーん。自信の無い若いヒトってそんなに多いのかしら。

まぁ、若いうちは誰だって自信がないものよ。私の若い頃もね」


それで、終了なのです。


スタッフが疲れてるなら、勤務時間を減らしたほうがいいよとか、

就業規則を見直したほうがいいわねとか、

モチベーションの上がる査定をしたらどうかしら。


具体的かつバカバカしいアドバイスをしてくれるヒトはいっぱいいますが、

問題はそういうことじゃない。


とにかく、ちっともわかっていないのです。


こんな調子では、若い子達の微妙な変化、今の時代の問題、

そして気持ちや感情の苦悩から体調にまで出てしまっている、

それらの愁訴になんの打つ手もないという感じでしょう。


これでは、自分の子供が、自分の奥さんが、同じようなことで悩んでいても、

きっとなんにも気づかないはずです。


うちの◯◯に限って、というやつでしょう。


この動画のなかでは、ある円の内側と外側の倫理、の話をしています。

円の内側と外側。

いろんな問題は縁の内側では解決できずに、外側でしか解決しようがない。


そんな話にピンときて、会話を継いでくれるのは、影山くんくらいしか思い当たらないのです。

ボクらの孤独は、こういうことな気がします。

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