2021年7月23日送分。

今日の「経済ニュースカウントダウン」は、祝日「スポーツの日」、東京オリンピック開幕の日ということもあり、特別編成でお送りします。

旧原子力委員会の委員長代理を務めた鈴木達治郎さんにリモート出演していただき、ここにきて改めてクローズアップされている原子力発電の安全性と脱炭素エネルギーとしての可能性について伺います。

「中国の台山(たいさん)原発の事故騒動の意味=変わりつつある世界の原発事情とは?」

6月半ばに発覚した中国南部・広東省の台山原子力発電所の事故騒動は、中国と世界の原発市場が大きく変化しつつあることを改めて浮き彫りにしました。どういうことかというと、世界の原発市場は、これまで欧米諸国主導で拡大・発展してきましたが、最近はロシアと中国が主導する市場に大きく構造変化しているということです。その結果、安全性、核不拡散、核セキュリティのこれまでの秩序が大きく揺らぐことが懸念されているのです。日本は果たして、中国とロシアが台頭している原発の将来にどう対応すべきなのでしょうか。この課題は、国内市場が厳しい状況にある日本にとっても欧米諸国と同じように突き付けられている課題です。この問題について考えてみたいと思います。

5時35分からの 町田徹の経済ニュース ふかぼり もお楽しみに。

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